こんにちはデイサービス経営研究所の坂元です。
今回は現在介護職を行っている皆さんに向けて、起業のすすめをテーマに記事を書いてみました。
少々長い記事になりましたので2回に分けて記載します。
まず第1回は介護職員のままでは家族に良い思いをさせるどころか養っていくことさえできない現状と起業すれば大きな収入が得られることについて書いています。
介護職員のままでは家族を養っていけない
介護職員の給与が低いことは報道されるようになってから久しくたっており、今や世間の一般常識となってしまいました。
確かにその通り。介護職員の給与はお世辞にも高いとは言えません。
デイサービスに関してもご多分に漏れず、一般の職員だと20万円程度もらえればいいほうです。
生活相談員や管理者になっても30万円もらえるかといった具合です。
施設系の事業所のほうが多少は高額かもしれませんが、どんな大きな施設の管理者でも600万円がいいところでしょう。
しかも、そのポストはとても希少でなかなか空くことはないでしょう。
これでは子供を養っていけないと若い男性の介護職員は結婚を考えだすころに介護職を辞めてしまいます。
介護職を続けたいのに給与が低く上がっていく見込みがないため泣く泣く辞めてしまうのです。
確かに私も介護職員の給与はとても低いと思っています。
どうにかしたいと思って私のデイサービスでは歩合給を採用していますが、それでもほかの業界レベルまでは達していません。
もちろん、経営者として高い給与を払うことに臆病になってしまう現状もわかっています。
護給付費は減少の一途をたどっていますし、低介護度の方々が総合事業に移管されるという噂がたつなどこれからも売上が上がっていく見込みが全く立たないのです。
国は処遇改善加算の額を上げるなど対策をとってはいますが、残念ながら介護職員の給与はこれから上がっていくとは思えません。
子供を一人育てるのに2000万円かかるといわれている中、これでは介護職を続けるなら子供は作るなと言っているようなものです。
家族に良い思いをさせたいなら起業しかない
私はせっかく介護業界を選んでくれたのに給与が低いから辞めざるを得ない人がいるのが悲しくてなりません。
ですから、私がおすすめするのが介護職を行っている方々には起業して自分の店舗を持ってもらいたいと思っています。
中でも私がおすすめするのは小規模のデイサービスの起業です。
起業してデイサービスの経営者になればそれなりの収入を得ることができます。
小規模のデイサービスであっても月100万円以上の利益を出すことはそう難しくありません。
大規模のデイサービスや施設などをうまく運営できれば年収1億円も夢ではありません。
介護事業はまだまだ夢のある事業です。
まあ、まずは小規模のデイサービスで月100万円を目指すことが現実的だと思います。
※あなたが管理者として現場に出ながら給与+利益で100万円を手にすることは実は造作もないことなのです。
月100万円得ることができれば大分余裕を持って生活を送ることができるはずです。
家族に良い思いをさせることも可能ですし、自分で使えるお金もだいぶ増えることでしょう。
その②につづく
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