皆さんは覚えでおられるでしょうか。
豊田真由子議員が秘書を恫喝した事件。
このはげ~という罵倒から始まり、ミュージカル調の罵声や
週刊誌で報じられると同時にその音源も一斉に広まったためセンセーショナルに取り上げられ、話題になりました。
私はその報道をインターネットの記事で知り、衝撃を受けたのでコンビニに走り週刊誌を読みました。活字で見るその事件の概要はとてもひどいもので、もし自分がこんなことを言われたら立ち直れないなと思うと同時にこんな人間が国会議員を努めていると思うと怒りに震えました。
さて、報道が行われた次の日のワイドショーはこの話題で持ちきりでした。私は気分悪くなるから見ないほうがいいと思っていたのですが、ご利用者様の反応がその事件の悪質性とはまるで違った予想外のものだったのです。
みんなで大笑い
活字ではあれほどひどい事件だったのに、テレビで音源が流されると「このはげ~~」から始まりミュージカル調の罵声まで本人の写真とうまい編集で面白い事件に変わってしまったのです。
ご利用者様もあまりのことに吹き出してしまう方もいらっしゃいました。
NHKでも「このはげ~~」が流れていたのを覚えていますが、あの音声のインパクトはかつての号泣議員並みですね。
禿げたご利用者様
なんとなく取っつきにくくいつもブスッとされてる髪の毛の少し薄いご利用者様がこの報道を見てはげって、こりゃ許せんねとぼそっと呟かれたのです。これにも皆で大笑い、こんな冗談言うんだって驚きました。
それからこの方大分コミュニケーションをとられるようになって、ほんとよかった。
職員も、ああ、これからは薄毛のこと突っ込んでもいいんだと安心しました。
何がきっかけで物事が好転するかよくわからないですねぇ。