2週間ほどブログを休んで『2017年度の介護支援専門員試験』を受けてきました。
今回が初めての受験でしたが、来年からは受験資格に介護福祉士の取得が必要になるため、今回受かっておかないと行けないと思い臨みました。
解答速報で採点をしましたが、介護支援分野が20点、保健医療福祉サービス分野が29点でした。
今年は例年になく簡単な年だったようなので少し不安はありますが、例年通りの合格基準であれば問題なく合格点に達しているので大丈夫なのでしょう。
さてさて、今回は私が行った勉強法についてお話してみたいと思います。
私が受験した感覚では効率的にやればそう難しい試験ではないです。もしなかなか合格できない方がいるのであれば無駄な知識を詰め込んでいたり、同じ知識を繰り返しなぞっているからだとおもいます。
私は勉強を2週間前に始めて週5日間きっちりと働きながら合格することが出来ましたので、参考になるのではないでしょうか。
事前知識
私は介護の資格を何も持っていませんので介護について改めて学んだことはありません。4大卒なので社会福祉主事任用の資格がありますがこれはなんの知識の担保にもならない資格です。
金融業の手伝いをしているので介護施設全般に関する薄い知識と国保連の仕組みについてやデイサービスの管理者をやっている中での知識程度しかありませんでしたので、ほぼ何も知識のないスタートと言って良い状態でした。
勉強時間
勉強時間については試験1週間前まで毎日1時間半勉強しました。そこから試験前日までは2時間半ほど勉強していたと思います。
最後の土曜日の夜は徹夜して試験会場へ向かう朝9時まで勉強し続けました。
- 1.5時間×7日=10.5時間
- 2.5時間×6日=15時間
- 20時間(土曜日8時~日曜日9時までのうち20時間)
つまり、合計45.5時間の勉強で合格したことになります。知識量が問われる問題が多いので直前にどれだけ勉強時間をさけるかが重要になってきます。
また、徹夜は良くないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、頭をフル回転するような問題は出ません。とにかく知識量が勝負です。
参考書
私が使った参考書は下記の4冊でそれ以外は使いませんでした。
参考書とは言いましたが全て問題集で、教科書的なものを買いませんでした。
- 過去問(過去5年分)
- 予測問題集360問
- 1問1答問題集
- 1問1答問題集その2
勉強法のポイント
勉強法のポイントは『一度身についた知識は繰り返さないこと』と『知らない知識はノートにまとめる』ことです。
ケアマネ試験の出題形式は5択の選択肢のうち指定された数の正解を見つけ出すものです。基本的に一つ一つの選択肢の正誤を理解していれば自ずと合格ができることになります。
その力を身につけるための最良の方法は、とにかく問題集を解いていくという方法です。
問題をとにかく数こなして行きます。最初から出来た問題は◯をつけて二度とやりません。できなかった問題は解説を読んでそのまとめをノートに記載します。
ノートは実際のノートでも電子データでも構いません。私の場合はエクセルにまとめました。
そうして1つの問題集をこなしたら、まとめたノートを3回ほど復習して頭に叩き込みます。
そうしたら次の問題集に入り同じように知らなかった知識をノートにまとめます。
これをとにかく続けて行きます。同じ問題集は繰り返し解く必要はありません。1つの問題集が終われば新しい問題集を解いてください。そのためにノートにまとめるわけですから。
そうして問題集を解いていくと間違える問題がどんどん減って行くのがわかるはずです。45時間ほどやれればノートの復讐を含めて4冊くらいは解けるのではないでしょうか。
心配な方は60時間位時間を取って問題集を5冊解けばわからないことはほぼ無くなるでしょう。
ノートの書き方
ちなみに試験日の朝までに私のエクセルには170項目のまとめが書き上がりました。まとめ方の見本として1つの項目を見てみましょう。
『後期高齢者医療制度』
都道府県ごとに全ての市町村が加入した広域連合
75歳以上、又は65歳~75歳で後期高齢者医療広域連合の障害認定を受けたもの
1割が保険料、4割が後期高齢者支援金(現役世代の保険料)5割が公費(国4:都道府県1:市町村:1)
来年以降受験される方の参考になれば幸いです。
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