採用の悩みをお持ちの経営者様は大勢いらっしゃることでしょう。
採用に困らないのはよほど大きな資本がバックについている医療法人や社会福祉法人のみで、我々小規模の企業は常に採用に気を配らなければなりません。
特に私が相談を受けるのがどのような募集広告を出せば効率的に職員が集まるのか、安く採用できる方法はないのかというものです。
ここでは私が行ってきた採用方法を紹介していきます。
目次
ハローワーク
求人の基本はハローワークです。
ハローワークの良いところは掲載するのも採用するのも無料で申込後すぐ行えることです。
逆にハローワークのデメリットは無料なので求人が溢れてしまっているため埋もれてしまう可能性があることです。
ハローワークは無料で求人を出せるからかいい加減な求人が出ているというイメージが強いためいい人材が集まりにくいところがあります。比較的高齢の求職者が多いのも特徴です。
また、ハローワークでは採用条件や会社の紹介などすべて自分で書かなければならないです。
本社の情報から各採用の条件まで記載する情報は結構あるので事前に申請用紙を入手して各情報を書いておいたほうが良いでしょう。
事業所の地図などの情報も載せることができますので余裕があれば記載しましょう。
注意するべきなのが、3ヶ月毎に募集の更新依頼をしないと掲載されなくなってしまうことです。
募集の更新はFAXや電話でもできるので忘れないように更新依頼しましょう。
無料にまさるものはありません。職員に困ったら兎にも角にもハローワークに求人を出しておきましょう。
思わぬ掘り出しものが潜んでいるかもしれません。
新聞折込
次に考えるのが新聞折込でしょうか。
折込チラシはアイデムやクリエイトなどみなさんも見たことあるのではないでしょうか。価格は最低価格2万円からが多く4センチ四方くらいの大きさです。
日曜日に配られる新聞に折り込まれ、主に主婦層が見ることが多いと思われます。
また、新聞折込は織り込む地域が店舗の通勤圏内に収まるか調べましょう。
通勤圏外で配られてしまっては意味がありません。
無料情報誌
少し前に流行った無料情報誌への掲載です。
今では大分減ってしまいましたが介護の担い手である30代以上の主婦層が読んでいる情報誌などもありますので効果は期待できます。
記事の値段などは新聞折込と同等レベルです。
介護求人サイト
求人サイトは課金のされ方によって以下のように分けられます。
①採用成功報酬型サイト
サイト経由で応募がありはれて採用となった場合に課金がされるタイプです。
成功報酬は高めに設定されていますがそれまでは一切費用がかからないので採用費が確定的です。
採用後3ヶ月以内にやめてしまった場合返金などの条項がありますのでそのへんはちゃんとチェックする必要があります。
介護職ですと5万円程度が標準です。
②応募毎報酬型サイト
カイゴジョブ何かがこのような方式を採用しています。
カイゴジョブは応募ごとの課金性を採用しています。
条件にあった応募者があった場合介護職や機能訓練指導員なら2万円、看護師のみ3万円などと資格によって課金額が異なっています。
③掲載期間サイズによる料金制サイト
これらのサイトは掲載される期間やサイズ、目立たせるためのオプション等によって料金が決められているタイプのサイトです。
ホームページへの掲載
ホームページに採用のページを作るのはお金がかかりませんのでやっておきましょう。
いろいろなデイサービスのホームページを見てきましたが、採用条件についてあまり詳細に書いていないページが目立ちます。
それは避けてください。
『採用条件についてはお問い合わせから』などと言うメッセージでは応募したいと思わないでしょう。
必ず採用条件について詳細に記載しましょう。
また、ホームページに職員の雰囲気のわかる写真を沢山のせると応募者を後押しすることにつながります。
張り紙
事業所の壁紙に募集要項を載せておくのも効果があります。
ヘルパーさんなどが移動中に見つけて、自転車を降りて見ていくことがあります。
遠くからでも目立つように大きいフォントで作成しましょう。
ご利用者様が常に貼られているのを知って不安になることがありますので、必要なくなったら剥がすようにしましょう。
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