ケアマネジャーのところに営業に行き際に持参するツールとしてパンフレットがあります。
このパンフレットは非常に重要なもので、できの良いものといい加減なものでは制約に相当の差が出てくると思っています。
ケアマネジャーがご利用者様宅に訪問しデイサービスをすすめる際、大概数カ所のデイサービスのパンフレットを持っていき、どのデイサービスに見学に行くか聞かれます。
たくさんあるデイサービスの中で選んでいただくためにはご利用者様の目を引く何かがなければなりません。
そのためのポイントを何点かお知らせしていきます。
①記載内容
・基本情報(店名、ロゴ、住所、事業所番号、電話番号、管理者氏名)
・営業日、営業時間、定員、送迎範囲、地図
・利用料金(加算を含めサービスコードがあるとケアマネにとって便利です)
・お店の特徴
・店内の写真
②高齢者が見ることを意識して作る
ケアマネジャーに渡すパンフレットですが、結局それを見て決めるのは高齢のご利用者様です。
文字は大きく写真が多いほうが良いです。言葉も一般的でない介護用語などは使わずにわかり易い表現を使って行きましょう。
③シンプルに情報を整理して作成する
パンフレットを作成する際はパソコンを使ってパワーポイントなどのソフトとを利用しましょう。
未だに手書きでパンフレットを作っている事業所をたまに見ますがみすぼらしく見えてしまうので辞めてください。
かと言ってイラストレーターなどで凝ったデザインを追求する必要はないと思います。
パワーポイントで十分ですが、全体的に統一感を持たせてください。写真の大きさを合わせるとか、文字のフォントを統一するとか、色合いを意識して作りましょう。
地図に関しても作り方を載せているサイトがあると思いますので、参考にして自作したほうがいいでしょう。
グーグルの地図などを無理やり印刷して乗せているものも見かけますが見づらいことが多いです。
④印刷はプロに任せる
開店時などは一気に数百枚印刷することになると思います。
その場合、印刷コストを考えても出来の見栄えを考えても事業所のプリンターを使うよりも印刷屋に任せるほうがいいでしょう。
今であればラクスルなどのネット印刷を利用すれば費用も安く済みますし、素早く対応してくれます。
しかも普通紙はパンフレットには向きません。光沢紙などですおし厚みのあるものだとパンフレットぽくなります。
⑤パンフレットのかたちについて
パンフレットは3つ折りをおすすめします。
3つ折りだと目に入る紙面の情報量が多すぎず少なすぎずちょうどいいです。また、6つに別れた区画ごとに内容を分けて記載することができるのでストーリー性を盛り込みやすいです。
紙質については普通紙は避けましょう。厚みのある光沢紙などがおすすめです。
余裕があれば冊子も
私の事業所の場合、三つ折りのパンフレットとだけではなく、写真がふんだんに乗せられた10ページほどの冊子型のパンフレットも作成しています。
A4サイズの1ページに6枚程度の写真を5ページに渡って載せており、会社の理念や経営者の挨拶も載せているものです。
これは10数枚のポケットが有る目立つ色のファイルを使って各居宅支援事業所にケアマネの人数分渡しています。
これを配るとケアマネはデスクの上に置かざるを得ず、嫌でも目に入るようになるからです。
印刷コストやファイルの代金も考えると結構な出費になりますが、1人の利用者でも獲得できればすぐにペイしてしまうのでお金をかけてもいいでしょう。
そんなふうにして作成したのが下記のパンフレットになります。よろしければ参考にしてください。
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