前回の記事では2017年6月に開業したはつね立石の物件が決まるまでをお伝えしました。
この記事ではオープニングスタッフの採用から教育、指定申請書と現場査察についてお伝えしていこうと思います。
オープニングスタッフの採用
オープニングスタッフの募集は開業の2ヶ月前、4月の初旬にハローワークにて始めました。
ハローワークでの募集は何度も行っていましたので、事前に登録内容の大部分を用意しておいたので、スムーズに募集広告を出してもらうことが出来ました。
『日帰り温泉型デイサービスはつね』では基本的に管理者および生活相談員を正社員として雇用します。
機能訓練指導員は条件次第で正社員とパートを分けています。
小規模のデイサービスですので管理者も生活相談員も送迎業務または入浴業務を行ってもらいます。
管理者兼、生活相談員兼、送迎業務は私が行いますので今回は送迎担当者1名、機能訓練指導員1名、入浴担当者1名の募集から入りました。
はつねは短時間2回転のデイサービスですので、お昼休みが比較的ゆっくり取れるところや集団レクがないので準備のための残業なども少ないです。
ですから働き始めていただければ定着率はいいのですが、まずは応募してもらわなければ始まりません。
魂のこもった応募文章を考えるのも経営者の大切な仕事です。
ハローワークで募集をだしてから3週間ほどで正社員希望1名とパート希望1名の応募があり、無事採用することができました。
正社員希望の方は入浴も送迎もできるベテランの方でしたので心強かったです。
パートの方は少しブランクがあるということでしたので、相談して1か月間曳舟店で研修を行うことにしました。
多店舗展開の良いところとが出ました。
指定申請書の提出と現場査察
6月オープンに向けて指定申請書の提出期限を4月の末に行い、区役所による現場査察が5月の2週目ということが決まりました。
指定申請書の作成もこれで5回目ですので、申請書自体は滞りなく作ることができました。
ただリフォームのスケジュールはいつも通りぎりぎりで計画していましたので少し不安でした。
最悪でも現場査察時にはデイサービスとして営業できる状態にしておかなければ1か月開業が遅れてしまうことになりかねません。
開業に関する記事でも書いていますが、意外なところに落とし穴が潜んでいることがあるので細心の注意を払わなければなりません。
今回に関してはリフォーム工事のスケジュールは問題なく進んでいたのですが、椅子とサイドテーブルの発注が遅れてしまい、査察時に間に合わないという事態が発生してしまいました。
『日帰り温泉型デイサービスはつね』で使用する椅子とテーブルはオーダーメイドですので、時期によっては2か月かかってしまう場合もあるのです。
ただ、これは想定の範囲内ですし、対処法はすでに考えていました。
私の自宅や従業員の自宅から余っている椅子やテーブルをかき集めて査察に応じることになりました。
※後日椅子テーブルが変更された写真を提出しています。
ということで現場査察も無事終わり、開業までの準備に取り掛かることになりました。
次回は開業までの準備についてお話いたします。
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