3店舗目のデイサービス『日帰り温泉型デイサービス はつね 立石』平成29年6月にオープンして今月末で1年が経とうとしています。
当初の目標である1年で200万円の売上は4月の末で達成することが出来ました。
ここでオープンまでの道のりと現状についてお伝えしていきたいと思います。
新店舗オープンを決めるまで
2店舗目の曳舟店の売上が300万円を超えてきた平成29年年初に3店舗目のオープンを決意し、新たな店舗の開業先の調査をスタートさせました。
開業資金は1,800万円ほどを見込んでおり、会社にはその時点で1,000万円ほど現金がありました。オープンまでの期間の利益で800万円ほど確保できるとふんでのスタートでした。
まずは出店する区の候補を出すために下記の条件の絞込を行いました。
- 23区内(城東地区周辺)
- 介護保険課が地域密着型通所介護の開業に前向き
- 90㎡~100㎡の物件が25万円以下で借りれる地域
結果、台東区・葛飾区・足立区・江東区が候補となりました。
その地区の中から理想的な不動産を探してもらい、内見を繰り返しました。
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1月の終わりから1ヶ月で10件ほど内見を行いましたが、なかなか良い物件に巡り会えませんでした。
実は台東区で良い物件があったのですが、区役所に開業の相談に行ったところ台東区で地域密着型デイサービスの開業について前向きでなかったので断念しました。
この時の役所の対応は疑問が残るものでしたが、いち早く開業したかったのでクレームを入れることはなかったですが、皆様も開業される際は役所の姿勢を調査したほうが良いでしょう。
不動産決定まで
2月の下旬に開業することになる葛飾区立石の物件に巡り会いました。広さ99㎡、2階建て、形も正方形に近く床を掘ることもできるというものでした。
葛飾区は高齢化率も23区平均よりも高く、元々銭湯の多い(家に内風呂がない家が多い)地域で入浴特化でやっているデイサービスも少なかったのですぐに契約を決めました。
また、店の前に駐車スペースもあり車通りの少ない道に面していたのでその点も魅力的でした。
家賃に関しては交渉を行いましたがなかなか下げることが出来ませんでしたが、駐車場を無料で利用できることになったので良しとしました。
リフォーム
リフォームで幾つか問題が発生しました。基本的にフローリングを希望していたのですが、建物のコンクリートが凸凹であったためフローリングを貼れないのでカーペットにせざるを得なませんでした。
また、2つの浴室共に機械式浴槽の設置を希望していたのですが、浴槽の在庫がなくて納品が遅れたり、床を掘る作業に時間がかかってしまったりと思うようにリフォームが出来ず、5月の開業予定でしたが、申請に間に合わずに6月の開業となってしまいました。
内装は少しテイストを変えて、最近の高級マンションで取り入れられている和モダンな色合いを採用しました。柱やドア、家具などに濃い目の茶色の木材を採用して、壁紙は白くして明るさを出しています。
椅子やテーブルなどは曳舟店や江戸川店の職員の意見を聞いて、江戸川店で採用したフジファーニチャーのダイニングチェアとサイドテーブルを選びました。
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