デイサービスや他の介護事業所の経営者に経営学は必要かという言聞かれる方がいらっしゃいます。
どう思いますか、そもそも経営学ってなに?という方も多いのでは無いでしょうか。
経済学となにが違うの?とか、巷に溢れている経営学と名のつく本を読むべきかなど、色々聞かれます。
私は大学で商学部商学科を専攻しました。ゼミではアメリカの経営史を得意とする教授に師事しました。
ちなみに卒論は「組織拡大の中で中間管理職が生まれた背景や役割について」書いています。
初めて中間管理職が誕生したのはアメリカで鉄道網が発達する中で遠方に支店を構えなければならなくなったことに起因すると言われています。
まだ、通信手段が発達していなかったので、シカゴにいる社長がオーランドにいる運転士に直接指示することができなかくなったからです。
そこで、オーランドにも責任者を配置することにしました・・・
なんて言うようなことを書いたと思います。
さてさて、このような勉強がデイサービスの経営に役立っているかという話ですが、
正直ほぼ役になっていません。
もし、デイサービスの規模で経営学を勉強するのであれば中小企業診断士試験ように編集された「中小企業経営理論」の教科書を読まれるのをおすすめします。
試験用に書かれたものですので、体系的に整理されていますし、基礎知識のない方
私はいつの日か起業したいなと思い始めた頃に中小企業診断士の勉強を始めました。
最初の試験は2次試験で落ちてしまいました。
中小企業診断士の試験は1次試験に受かった翌年の試験のみ、1次試験を免除されるのですが、父親の会社を手伝うために転職したので受ける暇がありませんでした。
ただ、この時勉強した知識は今でも大体覚えており、
デイサービスの運営でも役に立つかなと思うことがあります。
特に中小企業経営理論という項目がありますので勉強してみてはいかがでしょうか。
これは中小企業の経営管理に特化しているので様々な役に立つ知識がてにはいります。