みなさんも何かしらのセミナーに参加したことはあるでしょう。
都心の駅前では貸し会議室が数多く運営しています。私もセミナーの予約を取るのに毎回苦労します。
それだけセミナーが増えているということでしょう。
経営学、不動産や株などの投資セミナーから恋愛術まで、人が気になることならなんでもセミナーになる時代です。
デイサービスや介護事業に関するセミナーも大分増えてきました。
私も数多くのセミナーに参加して来ましたしたので、
セミナーの聞き方について書いていきましょう。
また、私はセミナー講師をやることもありますからそちら側からの目線も入れていきます。
講演者の本はすべて目を通す
講演者が過去に出した本は出来る限り目を通しましょう。
本を出していない場合でもブログやフェイスブック、
ツイッターなどで情報を発信しているかもしれないのでをチェックしてみましょう。
それらに目を通せば大体の考え方や性格を理解することができるでしょう。
また、経歴に関してもチェックしましょう。
どういったことを経験してきた上で生まれた知識なのかがわかります。
そんなことしたらセミナーで言うこと全部わかってしまうではないかとの指摘があるかもしれませんが、もしセミナーで以前出した本やブログと同じ内容をなぞるようでしたら、その程度の人間なんだと金輪際セミナーに参加しなければいいのです。
ノートばかり取らない
ノートばかり取っては講師からプラスαを受け取れないです。
セミナーの間とにかく一言一句漏らさないように
ノートに書き写している人をよく見かけます。
ノートパソコンでカチカチやるのも一緒です。
これは実にもったいない行動です。
ノートを書くことに集中しすぎてセミナーの内容を把握することが難しくなります。
後で書きますがセミナーの目的は自分で使える知識を得てそれを実践するためのきっかけづくりの場です。
その思考のために100%の力を注ぎましょう。
また、ノートに集中していては講師の表情や周りの公聴者のリアクションを見逃してしまうかもしれません。
講師がどこが一番のポイントだと思っているのか、
ライバルたちがどんなことに最も興奮を示したか、
これを見逃してしまうことがどれだけもったいないか理解できるでしょう。
それに、講師はこの人はこの程度の話でアップアップになってしまうと
判断してプラスαのもっとも価値のある話を出し惜しむかもしれません。
余裕を持って講師の話を聞いていればあるいは、
もっと有用な情報を出さなければ飽きられてしまうのでは、
というプレッシャーを講師に掛けられるかもしれません。
懇親会は直接話を聞けるチャンス
セミナーによっては懇親会と呼ばれたりアフターと呼ばれたりとバラバラですが、
意欲的な講師であればセミナー後の交流の場を設けてくれます。
これは必ず参加しましょう。
よく言われていることですが、懇親会はセミナー自体よりも価値を生むことがあります。
これは本当です。
講師を含めて少人数でざっくばらんな話ができるチャンスがあるかもしれませ。
よくその場で業務提携の話が決まったなどという話を聞きます。
お酒の入る場であれば思いもよらない本音が聞けるかもしれません。
懇親会でも主催者が泊まるところをまだ探しているなんて話を聞いたら、
ぜひ自宅に招きましょう。
主催者は恩に感じて一対一で長い時間アドバイスや質問に答えてくれるでしょう。
今すぐに実践できることを聞き出せ
セミナーに参加する上でもっとも重要ことは、今すぐに実践できる何かを見つけ出すことです。
あなたがセミナーに参加した目的は何でしょうか。
利用者を集めて稼働率を上げたい。良い人材を採用したい。
など売上や利益を上げるため、経費を削減するためであることが多いはずです。
セミナーに行くのは知識を得るためではありません。実践するためです。
実際に利益を出すためにできることを教えてもらったり思いついたりしたら、
セミナーを抜け出してでもすぐに実践してください。
私の場合、ある方のセミナーを受けている最中に
チラシに入れるべき文言を思いついたので、
その場を離れてカフェで修正をして印刷を依頼したあと、
懇親会の時間に戻って講師を驚かせたなんてこともありました。
セミナーは高額なものも多いですし、あなたの貴重な時間を使って参加するのです。
無駄なく最高の結果を得られるようにあなたもセミナーに望む姿勢を改めなければなりません。